山口県大会の様子
全国大会出場チーム
新NAKUSUZOず
山口県立徳山商工高等学校
全国大会出場チーム
新NAKUSUZOず
山口県立徳山商工高等学校
全14チームが参加した山口県大会。県内の一部地域では9月の過去最高気温が観測されるなど、異例の暑さの中での開催となりました。競技では、3年連続出場で選手宣誓も務めた『TEAM☆JACKAL』、大型のオリジナルアイテムが目を引く『チーム平板』などが目立っていましたが、昨年は初出場ながら6位、今年は優勝を狙う『新NAKUSUZOず』チームが序盤からペットボトルや金属製の燃えないごみを大量に回収、一躍本命に躍り出ました。他のチームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、『新NAKUSUZOず』は、ごみ総量10.3kg/2080.5ポイントを獲得し、準優勝チームに約400ポイント差をつけて優勝。12月1日に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。
開会式で、陸上のごみが風で飛び、川に流れ、やがて海洋ゴミになる可能性があること、また海洋ごみの7~8割が陸地からのごみであることを説明され、参加者は驚いていました。会場の周南緑地公園は定期的に清掃がされており、一見したところごみは見当たりません。しかしよくよく見てみると…植込みに隠された空ペットボトル、枯葉に混じったたばこの吸い殻、茂みの奥に散乱するプラスチックのコップや皿…。競技をしながら、高校生たちは普段なら見過ごしそうなごみが次々と出てくる状況に驚いていました。今回集めたゴミの総量は昨年の倍近い59kg。過去最重量となりました。